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２０２１年１１月発行

高く澄んだ空が清々しく、大きく深呼吸をしたくなるようなさわやかな季節ですね。 　戸外活動も毎日のように出掛けて行き、お散歩で見つけてくるお土産は、秋ならではの産物でいっぱいです。 　捕まえたバッタやカマキリなどは「怖いけどそばでよく見てみたい」「少しだけ触ってみようかな」、そんな思いが 　あるようで、真剣な表情で近づき、そっと手を伸ばそうとする姿があります。また、赤や黄色に色づいた落ち葉や、 　帽子をかぶったどんぐりなどは、お手製のバックやポケットに詰め込み、宝物のように大事に持って帰ってきます。 　動植物の不思議に触れたり、色や形・大きさの違いに気付いたり、数を比べたり、また、おままごとや製作活動に 　発展させたりと、自然物は子どもたちの感性をより豊かにしてくれる天然の教材のようです。 　保育園生活も年度の折り返しを過ぎ、保育者との信頼関係や友だち関係も深まり、とても安定している時期でも 　あります。保育園ならではの異年齢の関わりを取り入れた活動を通して、お兄さんお姉さんへの憧れの気持ち、 　小さい子どもへのいたわりの気持ちを大切に育んでいきたいと思います。 　　　　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　♪∮♪　１１月の目標　♪∮♪ 　　　　　　　　　　　　　　　○秋の自然に触れたり、自然物を遊びに取り入れたりして楽しもう 　　　　　　　　　　　　　　　○異年齢児とすすんで関わり、優しく接しよう 　　　　　　　　　　　　　　　○季節の食材に興味・関心を持ち、楽しく食べよう 　　　　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　○　＊　○　調理室から　○　＊　○ 　　　　　　　　　　　秋らしい気候になり、昼間は暖かく、朝晩は冷え込む日が多くなってきました。 　　　　　　　　　　　食欲の秋、保育園でもおうちでも子ども達の食欲がどんどん増してくる時期ですね。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　○　○　楽しい食育活動　○　○ 　　　　○りす組・・・旬の野菜に触れよう 　　　　　朝おやつ後に、旬の野菜のヘタや葉に触れています。 　　　　　「吉野汁」のカブは絵本「大きなカブ」を読んでから実物を観察し、「これが、カブか～」と触ったり 　　　　　嗅いだりして、給食中「カブあった」と見つけて食べる子もいました。 　　　　　カボチャの皮や種を見た日は、日中も「朝見たカボチャあるかな～」「食べてみる」と話題に出るほどに。 　　　　　給食の「かぼちゃの煮物」が進まない子に、朝見たカボチャをもう一度見せると「これが、こうなったんだ～」 　　　　　と一口食べる姿がありました。進まない子もいましたが、興味を持つことができました。 　　　　○こあら組・・・３色列車・揃ったらしゅっぱーつ！ 　　　　　献立表の食材が３色に分かれているのをご存知でしょうか？こあらぐみでも、この三色表(三色食品群)に 　　　　　ついての活動を始めました。 　　　　　初めに、赤・黄・緑の枠に見立てた車両に貼られた食材パネルを見ながら「みんなの食べているお肉や 　　　　　お野菜、ごはんは３つのお部屋に分けられるよ」と教わりました。10秒目を閉じて空っぽになったお部屋に 　　　　　「緑には何が入っていたかな？」「人参―！ナスー！」「「じゃあ赤は？」「鶏肉ー！」との質問に次々と 　　　　　答えていき、全てのお部屋に食材が揃え終わりました。 　　　　　「３つ揃ったら三色列車しゅっぱーつ！」の掛け声で給食ワゴンも到着。壁に貼ってある三色表と給食を 　　　　　交互に見ながら頬張っていました。 　　　　　今後は３つのお部屋にどんな力があるのかも、お話していきます。三色表は週２回給食前に行っています。 　　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○　・　○

※行事予定につきましては，新型コロナウイルスの影響により延期、縮小または中止する場合がございます。